幣立神宮へ行ってみた

 通院に併せて、幣立神宮に行く事にした。

 朝、7時に出発し、3時間の予定だが、通勤時間に重なるので多少遅れるのを覚悟の上。熊本市内に入ったのが8時半で、抜けたのが9時過ぎ。それからは、道が空いていたので、順調に進む事が出来た。

 そして、9時50分位に丁度、道の駅『清和文楽邑』を発見したので、寄ってみた。劇場で紹介VTRを見た後に、資料館へ。すると、以外に人形が大きいのに驚いた。程、等身大と言っていい位である。

 そんな、『清和文楽邑』を後にして、5分程車を走らせた処に、件の幣立神宮は在った。

 神社には付き物の階段を登ると、本殿が鎮座していた。只、丁度本殿でお祓い中であったので、階段からの写真しか撮れなかった。本殿脇にも色々な宮があったが、これも本殿のお祓いの邪魔になるといけないので、写真撮影は断念。本殿向かって左脇の小径を進んでみる。

 かなりの年輪を感じる杉木立の中をくねくねと下る感じで、『東水神宮』に到着。



 此処には、丁度、人が居なかったので、写真を撮り参拝も済ませた。

 杉木立を抜けた石清水の湧き出る処に在る、『東水神宮』の向かい側には、更に小径が続き、『聖徳堂』と称されるものらしき建物が見えたが、写真に収めるだけで元の道を戻る。

 本殿の在る処まで戻り、暫くするとお祓いも終わったが、参拝客が増えていたので、結局、写真撮影は断念。

 それにしても、不思議な神社だった。仰々しい程の謂れやら歌碑やらが至る所にあるが、元々、隠れ宮と謂う事であるせいか、そんなに商売っ気は感じられない。そう、言っては大変失礼だが、何故か、カルト宗教めいた雰囲気さえ感じる。兎に角、特異である事は理解できた。

 時間が許せば高天原伝説の地を見てみたかったのだが、時間も押していたので、もうひとつの目的であった馬見原商店街へ『さくらコロッケ』を求めて出発。目的地は直ぐに見つかったのだが、お店が定休日。なんたる不運。仕方ないので、近くの食事処で昼食を済ませると、もう12時40分。これ以上遅くなると、主治医の先生に迷惑を掛ける事になるので、病院へと急ぐ事にした。