嵐は突然に。そして当然の如く後悔と鬱。

 昨日、Amazonの余りの横暴さにクレームメールを投げつけた所、案の定、今日、佐川急便から職場に居る私の携帯に配達連絡が。別に、佐川の兄ちゃんが悪い訳ではないのに、いつもの脊髄反射で八つ当たり。そして、当然の如く、直ぐに後悔し鬱となる。取り敢えず、佐川の兄ちゃんは、「土・日の都合が宜しい時に再度配達しましょうか?」と言ってくれるのだが、尚更、こちらが気まずくなり、「今日、21:00過ぎでも好いなら、取りに行きますと。」と答えた。

 普段なら、定時後、即退社するのだが、今日に限って営業回りで躓き、普段の快速に間に合わなくなったので、仕方なく特急を使う。余計な出費だ。

 更に悪い事に、佐川の支店の場所は知っているつもりでいたが、何分、夜である事と急いで車を運転していた為に、見過ごしてしまい通り過ぎる。ガソリンと時間の無駄使い。

 今日は何をするにしても裏目裏目

 今、Amazonに注文していて、佐川の支店迄取りに行ったDVDを見ている。『地球へ・・・』1980年4月公開の作品だから、私が、17歳の時の作品である。思い出してきた。確か連続TVアニメだった物を映画用に再編集したのだったと思う。

 初めのうちの、ブルーやジョニーの怒りが、ちょっと嫌な感じがしたが、後半からは何となく落ち着いて見られるようになった。然し、やはり、全体的に竹宮恵子女史の怒りの感情が込められている様に思う。

 女史の優しさ故の怒りだと思うが・・・

 当時は俺も、そう謂う怒りみたいなものを持っていたと思う。そして今も、それが脊髄反射として顕れる。それでは、何も解決しない事は解っていても・・・

 やはり、私はACだ。ハウルなのだ。

 『地球へ・・・』を見終わった。行間を読むには時間が短すぎる。私は、当時コミックも持っていたし、多分TVアニメも見ていたので、解るのだが・・・

 映画化とは何とも難しく、悩ましい。脚本次第なのだが、これでは、TVアニメの再編集でしかない。もっと、コンセプトを明確にして、絞るなりなんなりの工夫が欲しかった。なんなら、3部作くらいにでも分ければよかったのにとも思う。然し、当時では無理な話か。アニメ制作がまだ殆ど手作業だったから・・・

 ならば、宮崎駿監督の様に、明確なコンセプトで、其処にフォーカスを集中するべきだったと思う。恩地日出夫監督の作品は総じてそんな印象を持つ。惜しい。